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長崎県佐世保市展海峰 『早朝の九十九島』 H13,8,13

昨日の夕方は、夕日を撮ろうとするアマチュアカメラマンで
狭い展望台は溢れかえっていた
うって変わって今日の朝は静かだ
静かな心で、朝の九十九島を描く


8月13日 曇りのち雨 パン。そうめん。おにぎり、焼きチキン

 今日は久しぶりに本格的な雨が昼間に降った。だけどいい一日だった。
朝5時半にカップルの声で目が覚める。カップルはすぐに帰っていき、そのあと早朝の九十九島を描く。
かなり時間がかかって描き終わったのは7時だった。しかしそれなりのものが描けた。

10時までガスや何かを整理して出発。11時にパールシーリゾートという公園に着き、昼を食べる。
ここはヨットの港の隣に広い芝生が一面にある、感じのいいところだった。ここで1時までいた。
この公園の近くのスーパーで鳥肉が安かったので本当に久しぶりに生肉を買う。

九州に入ってから初めてだ。それから県道11号に入り、139、18号と道を変える。
途中代悲観公園というところで休憩をしていると声を掛けられ、風呂にでも入っていくか?というので風呂に入らしてもらう。風呂から上がると空模様が怪しくなってきて、すぐに大粒の激しい雨が降ってきた。実にいいタイミングで声を掛けられたものだ。

そのあとビールや卵焼きも食べさせてもらい、出発のときはおにぎりまでくれた。
大窪さんというその人はトラックの運転手をしているそうだ。

雨が止んだ後も雲はまだ厚く、雷が鳴っていたけど目的地までそんなに遠くなかったので、3時45分ごろに出発した。目的地の神崎鼻公園まではそれほどの坂もなく、スムーズに着いた。
そして実に眺めのいい、テントサイトを見つけた。
平戸島が海を挟んだ向こう側に、真正面に見える所があった。
ぜかぽつんと水道もあったので迷うことなくそこにテントを張った。

ここなら移動せずに食事をした後ゆっくりと絵を描く準備ができると思ったが、張り終わったあと食事の準備をしていたら、またもや雨が降りだした。
雨はいったん止んで、雲の向こうの赤い夕日を見せてくれたがすぐにまた降りだし、そのあずっと降っていた。
だから絵は描けなかった。
雨がいったん止んだとき、半径の大きな虹を見た。今日は実にタイミングのいい良い一日だった。