<前   一覧   次>

 


 

茨城県茨城町網掛公園 『日の出前の涸沼』 H14,8,8

幻想的な色で、空も水面も、すべての空間が彩られている
まるで夢の中に居るようで、頭は停止していた
ただ、筆を持つ手だけが動いていた


 

8月8日 晴れ 強風 パン。お好み。ご飯、味噌、いわし缶。

 今日も朝からいい天気だった。朝日は朝焼けを含め素晴らしかった。
絵はなんとか一枚描いたが、描き切れなかった。三枚中二枚は途中で終わった。
食事をしてから昨日の絵の続きを描いて完成させ、準備をした。絵に時間がかかったので準備が終わったのは9時前だった。

県道16から50に移り、さらに339を走って霞ケ浦へ出る。
霞ケ浦の道の駅に着いたのは11時半頃で、かなり暑かった。
そこにあった公園の木陰で食事を取り、1時半前までそこに居た。今日も木陰に居ても風は暑かった。
ただ、風が強かったのでその分ましだった。

1時半過ぎにさらに南に向けて霞ケ浦沿いに走る。霞ケ浦は予想と違ってすごく水が汚かった。湖中ごろの橋の南側は養殖の建造物が所せましと水上にあり、視界を遮っていた。
風は向かい風で思ったように進まず、天王崎に着いたのは3時頃だった。
今日はビールを買って飲もうと思ったが、こんなときに限って酒屋がない。
2キロぐらい走ったがなく、コンビニでジュースを買って岬の公園で飲んだ。

ここの公園は予想以上に景色がよく、筑波山まで見えた。公園もいい感じだし、人も少ないのでここにテントを張ることにした。
食事のあと絵を描くがあまりよくなかった。
7時を過ぎたあたりから空が青と黄土色とそれが混ざった中間の緑色に染まった。自分の一番好きな色だ。
だが、なぜか絵を描く気になれず、コーヒーを飲みながら暗くなるまで眺めた。
風は相変わらず強かったし、気温も高かったのでテントを張らずに、東屋の下で寝た。シュラフのインナーにくるまり・・・しかし夜の11時頃かゆさで目が醒めると、口の周りや鼻を蚊に喰われていたので、しかたなくテントを張り、荷物は自転車に付けたまま寝た。

夜思いもよらず満点の星空が見えた。ここは関東だが、東北の要素もまだ含んでいる。それに大きな霞ケ浦のおかげであまり光に邪魔されずにすんでいる。
天の川が見れたのは久しぶりだ。明日は千葉県に入るつもりだ。チャンスがあればあの、自分が一番好きな色を描こう。いい構図があるといいが・・・。