高知県須崎市安和海岸 『霜の降りる朝』 H14,1,10
今朝、だるまの形をした朝日を見た。
海からは、煙のように水蒸気がゆらめき、
まるでこの世の光景とは思えない景色に呆然とした。
1月10日 晴れのち雲り 中風 パン。うどん。ミートスパ。
朝、夜明け前から絵を描いた(上の絵)。それを描いたあとすぐに空が良い感じになり、もう一枚どのように描こうか思案しているうちに太陽が昇り始めた。
しかもそれはだるまの形をした、だるま朝日だった。
急いで描き始めたが、まったく間に合わなかった。太陽がだるまの形をしている間、なぜか太陽を凝視できた。今日は朝から二つも面白い経験をした。
その後もここ安和海岸からの景色はすごくよく、海上には大陸側から流れてきた、水蒸気のようなものが煙のように立ち昇っていた。後ろ髪を引かれながら9時過ぎに出発した。
今日は標高300の峠を越えた。三重県以来の標高だったが、勾配が比較的緩やかだったおかげでそれほど苦しくなかった。それよりも昼を食べた窪川町からの南側が小さくアップダウンをいつまでも繰り返し、やたら疲れを感じた。
12時頃窪川町に着き、四万十川の横で昼を食べた。ここの四万十川は土手などがコンクリートに覆われていてあまりよくなかった。
国道56でさらに南に下り、佐賀町の塩屋の浜という海岸に3時に着く。
あまり景色がよくなかったけど疲れていたし、空は昼過ぎから雲に覆われていたので、どうせ絵は描かないだろうと思い、ここにテントを張る。
今日の夜はやけになま暖かい。明日の最低気温は10度を越えるらしい。ここ数日の最高気温より高い。