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 静岡県沼津市 『夕暮れの富士山』 H14,10,13

見る角度によって、ずいぶん印象が変わる
私の心にいつの間にか出来ていた富士山の形は
ここから見たときの形だ



10月13日 快晴 弱風 パン。焼きうどん。ミートスパ。

 今日も朝から曇一つない良い天気だった。絵を一枚描いてから食事、パッキングをして8時半に出発。
県道国道を使って沼津市へ向かう。
道は海の近くを走っていたけど、松林で海はまったく見えなかった。
スーパーで買い物をしてから何とか記念公園へ行ったが、入場料が必要だったのですぐ近くの海岸へ行って昼にした。

そこではウインドサーフィンの大会が行われていたが、ウインドサーフィン自体は音も何にもないのでなんとなく地味な印章を受けた。
12時過ぎ頃にそこを離れ、国道414、県道17で大瀬崎へ向かった。国道は道が狭く、交通量も多かったので走りにくかった。
県道に入ってからは車の量は減ったが道はさらに狭く、途中からは曲がりくねっているし、小さなアップダウンもあってなんとなく疲れた。

大瀬崎手前の高いところから富士山や大瀬崎が見渡せる場所があり、そこから大瀬崎を見たら信じられないほどの人だかりだった。
すぐに予定を変更して、今日はこの場所にテントを張ることに決めた。
道路脇なので車の音はうるさいし、本栖湖より数倍交通量が多いがしかたない。行ってみればテントを張れる場所はあるかもしれないが、もしなければまたここまで上がってこないと行けないので車の音だけ我慢すればいいと、ここにきめた。

ここからの富士山やその周りの眺めは良くていい絵になりそうだった。
夕方一枚描いたが、まあまあのものができた(上の絵)。
昨日もそうだったが今日も夕暮れになると薄くもやがかかり、色は薄く濁っていた。

絵を描き終わったのは6時前で、だいぶ暗くなったなかでテントを張りにかかったら、またもや「バキッ」という音と共にポールが折れた。

しかもタープのポールを代用している方で、とりあえず補強用のポールでテントは張れたが、もし、もう一か所別の場所が折れたら終わりだ。あともう2、3週間で終わるところにきて立て続けに二回も折れるとは・・・。
テントも限界ぎりぎりでもっているのだろう。頼むから最後までもって欲しい。