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静岡県西伊豆町田子 『靄の中の夕日』H14,10,14

その奇妙な形の岩は、確かに面白い
でも今の自分には、形より色に意識が向く



10月14日 晴れ 弱風 パン。お好み。鰯缶玉子とじ、ご飯、味噌。

 夜中はほとんど車が通らなかったのでぐっすり眠れた。
朝は少し靄がかかっていた富士山を描き、準備をする。8時半に出発して県道17で南へ向かう。
今日は坂が多く、合計すると700メートル以上の坂を上ったことになる。それも道が狭く、カーブも急なので大田子海岸に着いた頃にはかなり疲れた。

昼を食べた土肥町までですでに500メートルを越えていたが、その時は別段疲れも感じなかった。が、恋人岬を越えたところからトンネルがやたらあり、しまいにはトンネルの中が上り坂だったため、とどめを刺された。
それと、やたらに暑かったのも原因の一つだ。
こんなに坂を上るのもこれが最後だろう。あとは奥多摩まではそんなに坂はないはずだ。

しかし景色は良かった。戸田村の少し北側にある、展望所からの眺めはよかった。今日の目的地は黄金崎だったが、昼を食べていたときに伊豆半島に住んでいる人から、夕日なら田子がすごく有名だと聞き、そこを目的地に変更した。
4時半頃に田子に着く。予想とは少し違ったが、岩は予想以上に奇妙な形をしていて面白かった。

オレンジ色に染まる夕焼けを期待したが、靄のせいか少し上品な夕焼けだった。
今日は和紙に描いてみたがいい感じになりそうだ。乾くのに少し時間がかかるので、明日はっきりわかるだろう。
それにしても久しぶりに疲れた。米がT、5合余っていたのを全部食べたから今は満腹だ。