千葉県鴨川市江見 『夏の夕暮れ』 H14,8,14
いろんな色を描いているうちに、
だんだんと、普段では気が付かない色に気付くようになった
何気ない色の中に、複雑な色がある
8月14日 晴れ 中風 パン。お好み。ご飯、味噌、目玉焼き。
夜中、馬鹿な連中どもが遊具で遊んで騒いでいた。それでも寝坊せずに起きれたから、朝、絵を描く。
描いている途中で、また若い連中が来て大声ではしゃぎ回っていた。それに同じ連中か知らないが、絵を描いている自分に、こともあろうか写真を撮ってくれと頼んでくる馬鹿もいた。
とにかくこの夏の間はこういう奴等がそこらじゅうにいるのだろう。
絵を描き終わり、食事をした後すぐに準備をして8時に出発した。国道128を西へ向かい、まず鵜原理想郷へ立ち寄る。昨日ここに移動しなくて正解だった。
まず途中から階段になっていて、自転車では行けなかったし、外房随一の景観をうたっている割りにはたいしたことはなかった。
複雑な地形で歩いていると楽しいが、景色は分断されていて、ここだというところはない。ただ、雰囲気はよかった。車の音も聞こえないし、下のほうで波の音がちょうどいい大きさで聞こえていた。
9時半にそこを後にして鴨川へ向かう。国道は小さなアップダウンとトンネルが続き、思った以上に疲れた。
途中すごくいい色をした海にいい構図の場所があったが、日陰がなかったし、少し先へ急いでいたので通り過ぎた。
鴨川では海の横の公園で昼にした。
海は青く、ここも他と同じようにたくさんのサーファーがいた。しかしあまりにもサーファーが多すぎるような気がする。おそらく流行なのだろう。
1時半にそこを出発。鴨川松島というところに行ってみるが良くなく、その近くの太海海水浴場近辺もあまりいい景色ではなかったので先を急ぐ。
道の駅で少し休憩した後また走りだし、1キロぐらい西へ行ったところにいい感じの場所を見つけた。コンビにでアイスクリームを買って、侵食によってできた奇妙な形の岩場で食べた。
コンビニの隣には使われていないどこかの会社の寮があり、そこの庭にテントが張れそうだったので夕方そこに張った。
ちょうど道路からは見えないようになっていたので安心して張れた。
食事を済ませ、7時過ぎまで絵を描いた(上の絵)後でコーヒーを飲みながら夜空を眺める。
だいぶ月が太くなってきた。千葉県に入ってから、どうも今一歩足りない二流、三流のものばかりしか描けないので焦りがある。
茨城のような快心の作品はまだ描けていない。